NY暮らしのあれこれ

アラサー女性のNY生活日記。街歩き、日々のこと、旅行、プチ情報

新型コロナウイルスでおこもりNY生活1週間...jazzのBGMで部屋がちょっと快適になった

新型コロナウイルス対策で、ニューヨークの生活ががらっと変わった先週。土日と平日の境目も分からない。ほぼずっと家にいるから....閉塞感、憂鬱、気が滅入る、そんな言葉が日に日に多く浮かんで来る。

 

その前の一週間でも、レストランは持ち帰りのみになり多くの店が閉まっており、ほぼ3/22日曜日には外出を極力禁止する令が出て、状況はさらに厳しくなった。友人と家での食事は日曜が最後、セントラルパークでのピクニックもおそらくできない。基本的に、必要不可欠な業務以外の労働者は出勤禁止、家族や友人と会うこともできない、生活に必要な外出、つまり食料などの買い出し、健康のための散歩は、6ft(約1.8m)距離をとれば可能。

 

次々に指令が出て、急なのだが、とにかく対応が早い。3週間前から悪い兆しがあったが、こんな事になるとは全く想像できなかった。これ以上悪くならない事を祈る。

 

家に夫も私もほぼずっといるので、閉塞感。無音、キーボードの音と料理の音。

そこで、BGM、音楽を小さな音でかけてみることにした。友人の家でごはんを食べた時に、スピーカーで感じのいい音楽をかけていたのにインスパイアされたのだと思う。

クラシックが好きなのでクラシックをかけたくなるところなのだが、雰囲気をcozyでリラックスした感じにしたくて、youtubeの検索で、jazz, work, cafeなどと入れると、カフェでかかっているようなjazzやボサノバのような心地のいい音楽の2時間以上の長いBGMが山ほどあった。

一例


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スタバっぽい音楽、居心地いいカフェでかかっているような、仕事のぴりぴりしたストレスが少しだけ、やわらぐような。

夫も、音楽があるといいねと言っていた。

 

スタジオジブリのjazzアレンジも感じよかった。ジブリやJPOPのアレンジだと、知っている曲なので、つい耳を傾けてしまう感もあるので、、知らない曲の方がいいのかもしれないが、それでも心地いい。

 

ジブリのjazzアレンジ

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ディズニーのjazzアレンジ

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J-POPのJazzアレンジ

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その中のいくつかをスピーカーで流していると、多少は部屋の空気が和らぐ感じがした。音楽ってすごい。

 

BGM、おすすめ。

 

そして、話は変わって今日は個人的なことだが悲しいことがあった。ニューヨーク滞在中に一番楽しみだったことといっても過言ではないそんな予定が、ほぼ絶望的になってしまった。。ショック過ぎて、泣けてくる。仕事で忙しい友人が、このゴールデンウイークが訪問のチャンスだからと、半年前からニューヨーク旅行を計画していたのだが....予約していた直行便が、運休になったと知らされた。そして、日本の外務省が出しているアメリカへの渡航レベルも3に上がり、全世界のレベルが海外旅行を控えろと言う状況。会社からもGWの海外旅行を控えるようにといわれていると。なんということ。。。もうなす術がない。

滞在中は一緒にあれこれしようと、ほぼ一緒にニューヨーク旅行するような計画だった。このことが本当に特別で、この2年弱のニューヨーク生活で、心に残る私にとっても旅行になるはずだった。

ニューヨークに私はいる間に楽しみを色々知ったが、それは私だけにとどまるもので、一人旅で話相手、分かってくれるひとが身近にいない感じだ。夫はいるが残念ながら友達とは違って全部一緒に楽しめる感覚ではない。友達と、ニューヨークでの生活で見てきたものを、親友と共有できるってこんなに楽しみなことはなかったなあ。ここに一緒にいこう、ここは好きだろうなと、友人と色々なことをすることを想像しながら過ごしきて、4月の末を心まちにしていた。友人は美術が好きだから、美術館、舞台に、芸術を楽しめるこの街で会えるのは最高の再会だった。会って毎日、カフェや、テイクアウトや、色々食べ歩いて1年のつもる話をするんだ。と思っていたら,,,コロナめーーーーーって、コロナに憤りをぶつける事が正しいのかもわからず、行き場のない悔しさと残念な気持ち。

またニューヨークに二人でくればいいとも思えるけれど、でも、または来るのか。今だったんだと思うから、残念すぎる。休みが取れる、二人とも旅行ができる、人生で全てがパーフェクトなタイミング。そこになぜねらって来たか、コロナめ。これを逃したらこの年齢、このときのこの感じは、ないんだろうけど、また機会があったら一緒にまわれたらいいけどなあ。涙。。

 

こんな、悲しいキャンセルはたくさんあって多くの人にもふりかかっているのだ。もっと悲しい事だって起こっているに違いないのに。全世界にはびこっているコロナにまつわる小さな不幸のひとつだと思うが、私にはひとつの大きな不幸。悲しい。さらにこの一週間をふりかえっても、先をみてももやるせなくて、とっても悲しかった。

 

そんな悲しみにうちひしがれた今日、この音楽をごはんの前にBGMに聴いていただけなのだが、涙が止まらなくなった....久石譲の音楽、スタジオジブリの音楽の武道館でのオーケストラ演奏のライブ映像だ。

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嬉しい事、悲しい事、悔しさ、幸せ、愛、全ての感情に寄り添ってくれる音楽。本当にいい曲ばかり作るなあ。ジブリの作品もすてきなものだから、それを思い出して感傷的になった。

コメントにも、このコロナの状況で、この音楽がlife-saver(命綱のような、救われるもの)だというようなものがあったが、その通り。久石譲さんの音楽の心への響きようといったらない、この感傷的な気分に涙腺ゆるみまくりだった。生演奏聴いてみたいなあ。

 

とにかく音楽に癒され、感情がゆさぶられる。

揺さぶられる音楽は仕事には向かないが、とにかく、家でずっと作業されている方は、作業用のjazzのようなBGMをかけてみることを試してみてはどうだろうか。おしゃれで心が少しだけなごむ空間になるのではないかと思う。