老舗デパートLord&Taylor NY 5th Avenue Closing Sale 11/4に閉店 閉店セールは叩き売り
11月4日の日曜日、ロード&テイラーの
NY五番街の閉店セールに行ってきました
閉店直後19時半の入り口
Lord&Taylerとは
ロード&テイラーは、1826年にサミュエル・ロード(Samuel Lord)氏が創業した米国最古の高級百貨店。五番街の旗艦店は1914年の2月にオープンした。
アメリカ最古の百貨店とは、歴史がありますね
フラッグシップであるニューヨーク5thAvenue店を閉店するとは、
日本橋の三越や、日本橋の高島屋、新宿伊勢丹が閉店、くらいのインパクト。104年営業した店舗
数日前に用事で5番街に行った時に、
外のウインドウにはclosing saleの文字が満載。
いつまでなのかはどこにも見当たりませんでしたが、
日曜にいってみました。
結果、まさに当日、11月4日19時が閉店と、
店員に聞いてわかりました。
日本語の記事、2019年初頭に閉店とありますが、
想定より早い、クリスマス商戦前、2018年11月4日に閉店なのでした
ロード&テイラーや、サックス・フィフス・アベニュー(Saks Fifth Avenue)の親会社、ハドソンズ・ベイ(Hudson’s Bay Co)は昨年10月、オフィスシェア会社のウィーワーク(WeWork)に、11階建ての建物を8億5,000万ドル(約930億円)で売却した。
ロードテイラーは当初、下層階をWeWorkよりリースし、営業を続ける予定だとしていたが、その後計画は変更となり、全館閉店することとなった。
五番街以外の店舗は引き続き営業を続ける。
ホームページ
セールの様子
最終日なのですが、思ったほどは込み合っていない
(靴売り場:ひとはそれなりにいますが、、写真のように、広々しています)
1階のジュエリーの中で60%offとか、、
(元々の値段が桁違い)。帽子やスカーフは激安感。
靴のコーナーはフロア全体に靴が並べられていました。
壮絶。サンダルとか夏の在庫もけっこうありました
荒廃感。。叩き売り感がすごい
靴や服も散乱しっぱなし、店員もあまりいないので
目が行き届いてないし、どうせ今日で閉店なのでやる気もきっとない
彼らにとっては、職を失うことになるのかもしれないし、
もう無くなる店に何をしても無駄だということなのかもしれない
すっかり漁られてものがなくなったあとのコーナーもあった
日本だとさすがにこんな散らかったままにならないでしょうね
5階のdressフロアでは、なんと全品19.90ドルでの一掃セール!!
既に100ドル200ドルするようなドレスやワンピースが60%引きされた値札がされているけれど、関係なく19.90
基本的にフロアいっぱいにざーっと、服が並んでいました
セール好きにはたまらなさそう、この中から気に入った一着を見つけられたら楽しそうですが、
あまりに服がぎゅうぎゅうに大量だったので時間なく断念
またきたらいいのではと思い、
18時半頃にいつまでセールか店員に聞くと、
「今日、あと30分で閉店だ」
ある店員は
「もうセールは終わり。レジに並んで。私たちはもう仕事を終えて家に帰らなくてはならないの」
と言って、19.90の札をぶっきらぼうに床に落としていっていた。。
せっかくなのでと閉店15分前にワンピースをサイズも合わないけれどとにかくとり、、最後は長蛇の列で、1時間弱レジに並びました
大きなLord&Taylorの袋をぱんぱんにして2、3袋くらい持っている人も沢山いました
会計を終えて19時半に、止まったエスカレーターを降りていきましたが、どのフロアにも店員はいない。
静かなフロアに電気はついて商品はそのまま。
(不用心な感じも。。)
そんなセールの様子は驚きでした
少し買ったもの
帽子などは、店頭でモノを見ても元値しかなく、
値段がわからなかったので店員に聞くと、激安だったので買ってしまいました
一例を紹介します
・黒い帽子$95→約20ドル
・kate spedeの麦わら帽子$88→約15ドル??
(少しぼろぼろしていたので展示品かも)
・IVANKA TRUMPのワンピース$128が$59にされた上で→19.90ドル
IVANKA TRUMPは、サイズやデザイン的に好みと違って着ないかもしれませんが、、あのイヴァンカ・トランプのブランドということでミーハーに買ってみました
アメリカ、老舗百貨店のフラッグシップの閉店の現場
その閉店の日に居合わせた経験はラッキーでした
驚き面白かったです