NY暮らしのあれこれ

アラサー女性のNY生活日記。街歩き、日々のこと、旅行、プチ情報

<NY生活>コロナで買いだめ急増 スーパーの棚がすっからかんだ...

驚いた...

f:id:usawanco:20200318120819j:image

何も知らずにWholefoods Marketに3/13金曜日に出かけたときの事。

平日の午後なのに人が多いなあと思った、すると、多くの棚がすっからかん。

f:id:usawanco:20200318120555j:image

特に、パン、パスタ、トマトソースなどの缶詰、スープなどの保存食品や主食、野菜類だと人参、タマネギ、じゃがいもの長期保存可能なもの。

f:id:usawanco:20200318120620j:image

それ以外のものも売れていていつもは充実している棚がすかすかしていた。

f:id:usawanco:20200318120657j:image
f:id:usawanco:20200318120700j:image

謎なのが、卵、精肉もほとんど無くなっていたこと。。生鮮食品なのに。

f:id:usawanco:20200318120745j:image
f:id:usawanco:20200318120741j:image
f:id:usawanco:20200318120750j:image

そしてちょっと前に聞いていたトイレットペーパーだけでなく、キッチンペーパー、そして紙皿やプラコップ、ごみ袋、ラップやホイルのキッチン用品コーナーもすっからかんだった。何が起こった?

ハンドソープもなかった。分かりやすいなあ。

 

私は買い物は通常通りにし続けるつもりだったし、まさか困ることはないとおもっていたから、人々の消費行動には参った。

 

ただ、金曜日、一週間おつかれさまの晩ご飯にステーキを作ろうと思っていただけなのに。ステーキ肉はもちろんないし、豚、牛、鳥はほぼ品切れ。その時間でかろうじてあったのがひき肉、ラム肉。最後のひとかたまりだったラムの肩肉を1.2ポンド買えたのでよかったけども。ラムをその晩焼いた。

f:id:usawanco:20200318121048j:image

みんな、肉も沢山買って冷凍しているのかな。

 

不安からの買い込み行動なのだろうか。。物流が止まるなんて聞いてないけれど。冷静になって!!と思う。

 

それと、来週からリモートワークやオンライン授業が拡大するから、おこもりさんが増えることになる。買い物に行く時間を節約したい、家から来週は出たくない、外は危険だから、ということなのだろうか。だが、棚が空っぽになるほど、いつもより多く買ったり、自分さえ良ければいいという感じがして嫌な気もする。

 

いつも買っているunsaltedのアーモンドが無かったので店員に聞くと、色々無くなっているけれど、毎日入荷して棚を埋めているから、明日になったらある、というようなことを言っていたと思う。そうだ、毎日入荷している、野菜や肉や卵は、今ないだけだ。

 

他のスーパーも同様で、友人に聞いたら、近いだけの小さなスーパー、並んでるのなんて見た事ないのに、昨日は店内をとぐろを巻くように列になっていて、その列に並びながら棚を見ていったと。他の知り合いは、トレーダージョーズという人気の大きなスーパーがあるが、そこに入って出るのに2時間かかったうえ、肉も野菜もほとんど売り切れだったと言っていた。

 

アパートのエレベーターで会ったひとも近所のスーパーの袋を両手に抱えていて、スーパーはモノがあったか聞くと、ほとんどのものがなかった、it's wired(奇妙だ)と言っていたので、皆が皆、買い込みを、何か必要だと信じてやっているわけではなさそうだが。

 

この時に思ったのが、私は買い込みをするつもりもなかったし、その必要もあると思わなかったが、なぜマンハッタンの多くの人はこんなことをしているのか。

 

買い込みは本当にあなたに必要なのか。その行動に、なんだか冷静さを欠いているのを見ると、悲しくなったよ。不安なんだろうけど。

 

マンハッタンに住んでいる人たちは災害に慣れていないから? 日本は地震も台風や多くの自然災害が、誰の身にも起こりうる。そして大きな震災を乗り越えてきている。そんな危機感から、備蓄をしている人も多いだろうし、備蓄がどんなときに必要なのかの経験もある。そして、助け合いの必要や数量制限があれば頑張って守る。この非常事態宣言が出たからと言って、モノを急に買い込む必要なんてないのだ。地震じゃないんだから。日本も、デマでトイレットペーパーが無くなっているが。。

 

そして、私は、地震のことを思った。電気ガス、水道、通信手段もままならない、トイレットペーパーがどうした、トイレもお風呂も使えない最悪の状況だ。だが今はどうだ。ライフラインはある、携帯は充電できるし家族や友人と連絡を取り合える、お風呂に入れるし、なんの不自由がある?スーパーの食品だけは、急な需要で今日は手に入らないものもあったけど、明日、数日すれば手に入るし、何とかなる。衣食住があることの幸せ。

 

そう思ったら、今の状況は不自由は沢山あるけれど、衣食住足りているし、できることに目を向けて、ポジティブにこの状況を過ごそうと思った。

この週末は日本でもニューヨークのことが報道されたのか、何人か日本の友人からLINEが来たり、こちらから連絡したりして、情報交換したり話すと、この状況でもインドアでできることを楽しんでいたり、医療関係の友人の大変な状況を聞いたり、日本で起こっている助け合いやあったまる事例を聞いたり、励まされるようなこともあった。

 

この週はコロナ関係で急な変化が多かったり、予定がキャンセルになったり、気が沈みそうなこともあったけど(といっても、そんなにひどくない、ちょっと残念なことが重なっただけ。)、友人と連絡をとって、思考がポジティブになれた気がする。

 

#新型コロナウイルス #海外生活