NY暮らしのあれこれ

アラサー女性のNY生活日記。街歩き、日々のこと、旅行、プチ情報

<家ゴハン>NYではお家で手巻き寿司さえ、最高なゼイタク

4週間ほど、毎週連続して日曜日の晩ご飯を手巻き寿司または海鮮丼を食べている。ハマっている。今年の冬は暖かかったから、それも影響している気がする。去年の冬は和州牛の店に毎週肉を調達しにいき、長い間、毎週すき焼きを食べていたものだが、今年はすき焼きの気分になることが少なくて、代わりにお刺身、お寿司だったのだろう。

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カタギリという日本食スーパーは、清潔感があり、魚コーナーとお肉コーナーを月に何回かだが利用する。少し遠いからたまにだ。

魚コーナーにはお刺身もあり、日曜日の夕方に行くと、週によって豊富さが違うが、たいがい置いてある。

Sashimiとかかれているものは生で食べられる。

 

Snapper(スズキ目フエダイ、つまりタイの一種?)、Flukeや、Tile fish, Tuna (マグロ)大トロ〜赤身がある、Squid(イカ)など。分からない名前の魚はネットで調べて、タイだとかヒラメだとか情報を得る。Snapperは、昆布じめにされていて、皮の付近がコリコリして、わりかしお気に入りの魚だ。一回につき、お魚は3パックほど、重さとしては合わせて300g分ほど買って大体40〜50ドル(4500〜5500円位)を使っている。日本だったらもっと安く手に入るだろうけども。

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プラスして、しそ、ズッキーニ(キュウリの代わり)、ひきわり納豆、手作りの卵焼きが手巻き寿司のメンツだ。

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すし飯は自分で作る。のりは日本産を選んでいる、安めのものは中国産で、沢山売られているけども。

魚は、醤油とみりんで漬けにすることが多い。f:id:usawanco:20200318122723j:image
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そして、、これがおいしい!お腹いっぱいになるし、とにかく、お寿司のおいしさを、手軽に楽しめる。たしかに、材料費だけで多分6〜7000円かかっているとおもうが、1人3000円ほどだ。3000円で食べられるのって、パンケーキとコーヒーとかだ。マンハッタンで外食しておいしい寿司を食べようものならいくら使う?

 

しかし、カタギリで買ったお刺身で作る手巻き寿司、リーズナブルで美味しい。ほんとにおいしいんだ、家で食べるこの手巻き寿司が。これ、外で食べたら1人1万円はするんじゃないかと思う。マンハッタンでは外食するより、家で作る日本食の方がおいしかったりすることも多い。そのくらい、実は食のレベルはそこまで高くないというのが私たちの見解だ。コスパ的にだ。もちろん、とんでもなく高いお金を払えば高いレベルのものは食べられるのだが。コストに見合わない。そこそこの値段で、おいしいと感動することが、あんまりないかなぁ。

 

お家でここまでおいしく、手軽にお寿司が楽しめる、この手巻き寿司というものを、日本以外の友達にも味わってほしいね、と夫と話していた。手巻き寿司パーティーそのうちできないかな。セルフ手巻き、に海外の人は抵抗あるのかどうか。

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外食もそんなにしょっちゅうするものではないし、外食したつもりで、日曜日夜のちょっと贅沢な家お寿司に2020年の冬はハマっていた。

おいしいお刺身が手に入ることがひとつ、ニューヨーク 生活のありがたさ。

 

日本に帰ったら回転寿司にいいお寿司やさんに、とにかくお寿司食べまくりたい。

<NY観光>サイクリング@セントラルパーク、リバーサイドパーク

3/1、晴れ。最高気温6度位の、今年にしてはそこそこ寒めの日に、友人達とサイクリングをした。ニューヨークにいながら、自然を感じようということでセントラルパークへ。

citi bikeといって、街の色々なところにレンタルポートがある。1回30分以内で3ドル。24時間で12ドルというのでそれを購入した。

アプリを携帯に入れると、ポートの場所が見られたり、借りる時など便利だった。アプリ無しでも使えるらしいが。

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セントラルパークの西の84丁目あたりで待ち合わせて、まずは110丁目の北限を目指す。そして、セントラルパーク内を、北から南へとサイクリングした。とても気持ち良い!

 

そして、一度自転車を返してから、今度はハドソンリバーに向かう。ハドソンリバーの近くで自転車を返してから、79丁目の辺りに出て、川沿いの散歩道を歩く。

この辺りからスタート

West 79th Street Boat Basin
https://goo.gl/maps/GxiJ4RhBKGTmxBbAA

気持ちいいー!

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この日は少し南下して解散したが、24時間の余りがあったのを使いたくなった。私は翌日のお昼頃に、北の方、100丁目付近からリバーサイドパーク沿いを走った。最初は石畳だったのでガタガタお尻にキタ..ので道路を走りつつ行く

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72丁目のあたりから、川沿いに出る。自転車の通れる傾斜がなくて階段をガタガタ自転車を引いて下らせる場面もあったが、何とか川沿いに来た。いい天気でほんとうに気持ちがいい。
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分かったのが、川沿いはある程度行くと、自転車進入禁止の看板があったので、川は横目に見えるけど少し離れた高架下のサイクリングロードを走った。

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高いビルが立ち並ぶ。ここはここで何だか異世界

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ヘルズキッチン50丁目付近にあったポートに返して終わり。

yield to pedestrian は、歩行者を優先してね、譲ってね、というサイン。

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なかなか疲れたが、いい運動だったし、公園と、川と、風を感じて気持ちよかった。最高気温6度といっても、自転車をこぐとコートが暑いくらいになるので、冬にもオススメのアクティビティだ。

 

 

 

2020年2月 Barney’s New Yorkがアメリカで完全閉店 マンハッタンの閉店セールに行ってみた

Barney's New York が、閉店すると2019年から聞いていたが、サンクスギビングでは大した割引もないのに「Everything must go」が掲げられ、本当にいつ閉店?と思ったら、2020年の2月の末には完全閉店することになった。

www.nbcnewyork.com

 

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いつ閉店するか、は明示しないようで、1月頃から閉店セールの割引率がどんどん上がっていき、いいものはどんどんと売れていきいよいよ本当に閉店するのだということが実感された。

 

写真は2月のもの。


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いつ閉まるかわからない上、いいものは早くに売れていくので、1週間ごと、服とセール好きの夫はマンハッタンのセントラル・パークの南東、Madison Ave. にある店舗をチェックしていた。

そして、ある週末に、私も閉店セールがどんなものか見にいった。

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以前、Lord&Taylorの閉店セールに行ったことがあるが

それのように、店内は試着がされた靴や服なども散乱している。
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気になった靴が片方あったが、もう片方を自力で探すも、なく。店員に聞いても、もちろん、そんなの知らない、といった感じだ。

アメリカの店舗で働いていた店員は700人がこの閉店で職を失う。


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この写真は2月のものなので、閉店セールも、もう品物はほとんどなくなった頃だった。

 

アメリカの老舗の一大デパートが実店舗を完全閉店するという、小売、デパート業界の不振を象徴する大きな出来事だった。

コロナウイルスによるニューヨークのロックダウンが始まる約1ヵ月前、もちろんこの時は誰もそんなことは予測していないことだったが、今となるとロックダウン前に閉店したことは賢明な、不幸中の幸だったのかもしれない。

 

<コンサート>NY philharmonic ブラームスバイオリン協奏曲は最高、だけど拍手は最後にしてね

ずっと行きたい行きたいと思いながら何となく行けておらずにいたNew York Philharmonic (NYフィル)のコンサート。

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1月末にニューヨークウィークで割引でコンサートが聴けるというので、好きな曲の1つ、Elgar(エルガー) のエニグマ変奏曲がプログラムにあったので初めて行った。とっても良かった、オケ演奏を聴く機会は、そういえば社会人になってからはほとんどなかった。オーケストラの演奏に心が満たされた。去年にシカゴ交響楽団のコンサートを聴きにカーネギーホールにも行っていた、それ以来だが、その前は本当に10年位オケの生演奏は聴いていない。

 

そしてそれから、コンサート情報や割引のメールなども届くようになり、かなり行く敷居が下がった。そこで今回行ったのが、ブラームスのバイオリン協奏曲の回だ。今回のコンサート、涙が出るほど感動したのと同時に、驚き呆れるショッキングなこともあった、後述する。

 

ソリストはJanine Jansen.

パンフレットのbiographyを見ると東京での演奏の経験もあるらしく、けっこう人気の若手の女性バイオリニストらしいことがうかがえた。

 

始まると、すぐに演奏に弾き込まれた。私は、オーケストラ席のほとんど最後列だったが、ここまでよく響いてくる。とにかく、涙腺が緩みそうになるくらい感動した。ソリストの魅力とオーケストラの迫力と。オーケストラの演奏でこんなに感動することはなかなかない。注意 )オーケストラの演奏をここ近年で聴いたのが今回入れて2回だが。バイオリンコンチェルトは人生でもしかしたら初めてかもしれない。でも、このコンサートは本当に行ってよかった、心に残る演奏だった。

 

そして、1楽章にあるcadenza(オーケストラの演奏が止み、ソリストが自由に華麗に妙技を発揮する演奏部分のこと)は、いくつか種類があるらしく、今回はJoseph Joachim’s cadenzaを演奏、とパンフレットにあった。けっこうな長さがあり、とても技巧的で魅力的だった。

最後はほぼ全員が立ち上がり、スタンディングオベーション

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しかしこのコンサートでショックなことがあった..なんだなんだ、観客達の拍手マナー。これが驚くのと、拍手でじゃまされてしまった部分がそれだけにかなり残念だった。ブラームスのバイオリン協奏曲、3楽章に分かれているのだが、通常、楽章に分かれている曲では拍手は最後の楽章を終えて、指揮者が手を下ろしたら行うものと理解していた私。全ての楽章合わせてその曲を形作っており、楽章の間の、間も音楽の一部と思っていた。

 

しかしこの日..1楽章が終わると、パラパラと始まった拍手が大きくなり、もちろん一部の人だが結構な人数が普通に拍手していた。この時点で、ん?...いやな予感は的中。最悪なことに2楽章と3楽章の間にも拍手がわき起こり。

 

この曲をご存知の方はお分かりだろうが、2,3楽章は間を空けずにほぼ連続して演奏される。3楽章は勢いよくソリストが駆け抜けるようにして始まる。緩急の落差が急に起こることでさらに聴くものは惹き込まれ、その楽章間の絶妙な間とバランスがこの曲の美しさをさらに引き出している。というくらいなことをYouTubeのいくつか演奏聴くたびに思ってるのだけど。

 

しかし...観客が拍手でその間をかきけしたーーー! 

 

指揮者も、楽章の間の余韻や、間の取り方は芸術の一部として、考えているのではないのか。これでは、楽章の始まりも、拍手が邪魔になり本当に入りたいタイミングがとれず、致し方なく拍手が止むのを待って指揮棒を振り美しい繊細な音が始まる..いうこともままあるように思う。

 

呆れと、怒り。誰がここで拍手すんねん。コンサート聴きにくるならそのくらい学習しとき(涙)

 

日本だと、周りの空気も読んだりもあるのだろうけど、間違って拍手したことに気づいてハッとする人はいても、さすがに拍手をこのタイミングで勢いよいのが客席各地で勃発するようなことは起こらないのではないか。拍手は観客が好きな時にしていいっていう、カルチャーなのかな..

 

わたしにはnyphilは初心者なので、分からないが、普段もこんななのか? 楽章間で普通に拍手する人がそれなりにいて、驚きと、呆れと、これはマナーの欠如なのでは、と、ニューヨークはこのような人が一定数わりと多めにいるのだということを憂いた。

 

コンサート開始前に、携帯の音を消せ、というアナウンスがあるが、もう一つ、楽章に分かれている曲は、楽章の間は拍手をせず、最後の楽章が終わって指揮者が前を向いてから拍手をしましょう、というアナウンスを入れたらどうか。いや本当に。(後日、別のプログラムを聴きに行った時も、ほぼ間違いなく楽章の間で拍手が...このカルチャーは好きになれないよ)

 

ソリストが良くてめちゃくちゃ感動してたから、まさか3楽章前で拍手に演奏が邪魔されるなんて、悔しかった。もう一回拍手無しバージョンが聴きたいな。

 

 

そして話は変わって今回のコストが驚き、割引でなんと20ドル。うそでしょう。前回ききにいった後に来たお知らせメールに席限定の割引のお知らせ、Project19という19人の音楽家の特集のコンサートが$19プラスfeeという。買います。通常価格だと後列でも50ドルくらいだろう。

それでも通常価格としてもこの質の高いオーケストラの値段としてそこまで敷居が高くない。すばらしいな、芸術、音楽の機会。

 

大満足だったので、またnyphilは滞在中に、聴きたいプログラムがあったら行きたいと思う。拍手は一曲の最後の最後にお願い。

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<METオペラ>ロックダウン1ヶ月前最後の鑑賞。フィガロの結婚 素晴らしい歌声のソプラノでした

今季のフィガロの結婚がおススメだというので、序曲が有名だし一度観てみたかったのもあって、行ってきた。

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土曜日で1番安い席で$43、手数料入れて50ドルだったかな。1番上のファミリーサークルの、バルコニー席といって舞台に向かって正面ではなくて垂直方向の壁際にある席だ。舞台の一部は見えないが、個人的には、舞台に少し近くなって好きなのだ。

 

バルコニー席の中でも本当に前の方だと(最前列の1,2席目だったかな)以前にほぼ見えなかったことがあったので、バルコニー席の中でも後ろの方がいいかというのが経験上わかった。バルコニー席は、3人ずつ一区切りになっている。

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そして、今回はLeft、左側の、後ろから3番目の席だったが、着いた時に一悶着あった。最初イスが舞台に対して垂直に配置されていたので、首を思い切り曲げないと舞台見えない!そしてこれだと後ろの2人の席の足が入らなそうなので、斜めに配置して座っていた。すると、その3人ひとまとまりの1番後ろの席に来たおじいさんが、そんな角度にしたらこっちのイスに座れないじゃないか、あとであなたの隣に来る妻が入れないじゃないか、戻してくれ、と強めの口調で言う。いやいや、戻したらもっと狭いし、そもそも狭くてこれ以上詰められない、と言っても、拉致があかなかったので、仕方なく垂直にしてみる。その後に来た奥さまと思われるご婦人、わたしの隣に座ったのだけれど、「この席はこうやって斜めにすると、舞台がよく見えるのよ。私たちはこの席をsubscribeしていていつも座っているからよく知ってるの」と、逆に座り方を先ほどの角度に直すよう勧められた。

ほら、そうでしょう。。というか、ご夫婦でいつもここに座っているのね。

 

もっと後ろにつめていいわよ、とも言ってくれて、少しお話をしたが、とても優しい人柄のご婦人だった。だんなさんであるおじいさんも急に大人しくなり、この奥さまが優しく包み込むような人なので、気難しい?だんなさまとうまくマッチしていい夫婦でいるのだろうなあ、と思った。

 

舞台が始まる。ソプラノと、メゾソプラノの歌手の声がとても素敵だった。テノールのベテラン風なおじさまも。

 

そして、舞台が始まってから5分後くらいに、前の席に男性が遅れて座った。舞台の中盤になり、そのジャンパーに目が行き、髪型で、はっとする。知り合いの男性と確信。いつもそのお気に入りで着倒して年季の入ったジャンパーを着ているから。

こんな偶然があるのだと思い、驚きでしばらくオペラの内容が入ってこなかった。最後の最後に声をかけたら、声かけてくれてありがとうと。私のようにもっと早くに気づいて声かけられるのを待ってたのだろうか 笑

 

オペラの話がほとんどないが、オペラは素晴らしかった!!

 

喜劇で、楽しいし、モーツァルト!!の音楽ばかり堪能して、歌手も本当に美しかった。3月にはすべてが休演となるなんて誰も予想していなかった。ニューヨーク生活最後のオペラになったかもしれない、観に行ってよかった。

ミュージカル <オペラ座の怪人>をブロードウェイで見てきた

ブロードウェイミュージカル、オペラ座の怪人を観に行きました。

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1988年から続くロングランミュージカル。劇場自体の雰囲気もオペラ座という感じでワクワクします。broadway week という、夏冬にある割引期間にこのオペラ座の怪人が対象になっていたので、2人分購入でチケット半額でお得に観劇してきました。1人$45.5、約5000円で観られるなんて!高くていい席はいくらでもありますが、席や買い方を選べばクオリティの高いミュージカルが見られるのがニューヨークですね。


でも普段は100ドルくらいしてる席なんだなあと思いながら。でも定価で行ったとしても満足しただろう舞台でした!

二階、mezzanine席の、右手の比較的後方ですが、そこまで遠くは感じず舞台がよく見渡せて、舞台の上の方の演出も見えるのでいい席でした。例えば一階のオーケストラ席のかなり後方だと、mezzanine席の天井があるため、舞台の上の方が見えないのではないかなという気がしました。(実際座っていないので、不確かです)

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感想はというと、歌と音楽がとにかく素晴らしかったです!

クリスティーナと、怪人は役柄にぴったりの声。オーケストラの生演奏。映画を前に観ていて、音楽もなじみがあったのですが、改めて生の演奏、舞台で観るとそのメロディーやオケの伴奏との溶け合いが美しいと感じました。歌、音楽のメロディーがどれもなんでこんないい曲なの..という曲揃いでした。歌いたくなりました笑  人によると思いますが、きっと私の好みなんだと思います。

 

 
セリフは、歌にのせたものが多めで、歌詞でセリフを聞き取るのは少し難しかったですが.. あらすじを知らない方は、予習していくと流れはわかると思います。

 


舞台芸術も、場面展開が自然でガラッと雰囲気が変わったりすごいです。湖をボートで漕ぐシーンへの展開も流れるように、ガラッと雰囲気が変わっていました..

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もしニューヨークに訪れる際には、ミュージカルの中で、オペラ座の怪人はひとつおすすめです。

 

 

 

<NY生活>低温調理器Anovaを活用!自家製ローストビーフにはまる

Anovaという低温調理器、日本でも料理好きの人には話題のアイテムだそうだが、アメリカだと日本より安く買えるというので購入してみた。

日本でもAmazonなどで買えるはず。

 

アメリカの電圧に対応しており、熱を使うもののためかコンセントも3つの突起があるので、これをそのまま日本では使えず、変換するアダプタは必要になるが。

 

[:温度と時間の決め方]

感覚で書かれているような情報もネット上は多いので鵜呑みにしないように注意。食中毒にはならない方がいい。医療費がばかにならないのもある。そして、自分だけが食べるならともかく、人にふるまうならさらに、慎重に最優先で考慮する事だ。

厚労省の基準、中心温度が63℃30分と同等の条件を基本に、家庭での調理、買ってきた肉の品質のぶれや不確かさもあるので、安全性を考慮して厳しめに加熱時間と温度を決めている。

 

このようなサイトやブログを参考にしている。

genen-teiontyouri.com

 

Nickさんの記事も、理論に基づいており信頼している。

 

nick-theory.com

nick-theory.com

 

上の2つのデータを組み合わせて、時間と温度を決めている。

上の記事には下記の2つの記事のデータが、簡易に網羅されているが、こちらは細かく載せられている。

 

[:今回買った肉の場合の温度と時間]

厚み5cmくらいの、どちらかというと板状に近い肉だ。

形が円柱かどうか迷うときは、より殺菌時間が必要な方のデータであるので板状として考える。

 

nickさんの記事を参考にすると、58℃で調理した場合、Z=5(63℃以下なので)のところを見て、5:00、5時間。

 

中心温度が目標に達するまでの時間は

5mmの板状なので2:45-3:00

幅がある時には一番大きい数字をとって、3時間。

 

なので、5+3=8時間 で58℃で調理することにする。

誤差もあるだろうので慎重のため、Anovaはプラス0.5〜1℃に設定しているので58.5や59℃にする。

 

[:調理]

 塩、スパイスをふりかけて、ジップロックに入れる。

 

深さのある容器が必要なのだが、ないので、Brita(ポット型浄水器)のプラスティックの本体部分を使う。

 

ここに肉入りジップロックを沈ませて、Anovaを入れて、スタート。

 

ジップロック内は完全な真空にはできないので中の近くに空気が触れているが、水に沈めると、水圧で、空気は上の方に自然と移動し、肉の周りは空気の層が無くなりほぼ真空になる仕組みだ。

 

そして、少しでも電気代を節約...と、蒸発を防ぐために(途中でAnovaのMinの線より水面が低くなると、止まってしまう。夜中に放置するつもりの時は特に注意)容器の上部にはアルミホイルをかぶせておく。

そして、これはしなくてもいいのだが、Britaより一回り大きい鍋の中に入れたり、バスタオルを巻いたり、ダンボールでかこったり、容器をむき出しにせず何となく保温性が高まるようにしておくのが私流。

しなくても、温度を計測して一定にしてくれるので、そのままアルミホイルだけして放置でもいいのだが。

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完了!

 

肉の色が変わって、いい感じになっている。

 

これを、流水などでジップロックごと急冷

(緩慢に冷却すると、菌が増えやすい温度の時間が長くなってしまうので。)

 

すぐ使うなら、しなくてもいいのかもしれないのだが、

調理まで時間もあり、どちらにしろ焼き目をつけるときに火を通し、その熱で中もあたたまる算段なので、私は急冷している。

 

さて、仕上げ。

 

熱々に熱したフライパンで、表面に焼き色をつける。裏返して同様。

中には火が通っている想定なので、長くは焼かない。表面だけ。

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そして、アルミホイルで包み、10分ほど放置して味を落ちつかせる。


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その間に、焼いた後のフライパンでソースを作る。醤油、みりん、砂糖を少々加えて、焼いた時に多少残る肉の汁や旨味とともに煮詰める。(ジップロック内に出ていた汁を加えてもいい)

 

おいしいローストビーフ が完成。

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これを、ハマっていた時は週1で作っていた。

ジップロックへのセットまでは私がして、夫は仕上げたがるので、表面を焼いたりソースを作ってくれて、それがよけいにおいしい。

ホールフーズ で、おいしくて安いローストビーフの肉(色々な部位をためして、Chuck Roastとかいう部位にたどり着いた。$8/1lb、つまり1kgにして200円といったところか)が手に入るのが大きい。

 

おいしいお魚はなかなか高くて買えないし、気の利いた薄切り肉は日本食スーパーにしかないけど、ステーキ肉や塊肉は、安くて品質いいな。